SyurA作品


(左) 新選組隊士「野村利三郎」 (右) 新選組隊士「市村鉄之助」

何なんだ、このマニアックな隊士は!?(爆)
…と思ってる方もいらっしゃるのでは…?という事で少々補足。
「野村利三郎」は局長・近藤勇が板橋総督府へ出向いた際、共に従い、捕縛されますが、局長の処刑後釈放されます。
局長の辞世を郷里に届けた後、新選組に復帰。
土方副長に従って蝦夷まで行き、陸軍奉行添役として土方を補佐します。
宮古湾海戦で官軍の甲鉄鑑に乗り込み、勇猛果敢に斬り込みを敢行。壮絶な戦死を遂げます。享年25歳(;<>;)
「市村鉄之助」は土方副長の小姓として函館まで行きますが、
まだ若かった鉄之助の行く末を想った土方副長の命で函館を脱し、日野の土方の実家まで副長の遺品を届けに行きます。
今日、私達が土方副長愛用の和泉守兼定や手紙、洋装の副長の写真を拝む事が出来るのはこの鉄君のおかげ。
共に副長と函館で死ぬ覚悟でいたであろう彼にとって、一人戦場を脱する事は辛い命令だったかもしれないけど…
感謝してます(;<>;)
という事で、彼が抱いている刀は和泉守兼定(笑)
ちなみに、兄の辰之助も新選組隊士ですが、途中で脱走しています。


(左) 新選組隊士「相馬 主計」 (右) 新選組隊士「野村利三郎」

野村についてはすでに語ったので相馬について少し…。
新選組入隊時期が遅いのであまり知られていないけど、土方副長の死後、新選組最後の隊長となった人です。
宮古湾海戦や弁天台場での戦闘にも参加。
その後旧幕軍幹部の一人として投獄、新島に流刑となり、放免されてからは消息不明。
ただし、東京に移り住み、妻をも娶るが、突然切腹死を遂げるとの一説もあり。
この後者エピソードを元に描かれた漫画「北走新選組」(菅野文/白泉社)が、素晴らしく感動的なんです!!(;<>;)
他に副長視線と野村視線で描かれた話も収録されてます。この本の影響でこの2名がより好きになったくらいv
興味ある方には是非読んで頂きたいです。めっちゃお勧めvvv(*^_^*)

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