michiko様 洋邦BEST5

michikoさんは洋画・邦画に分けてそれぞれのBEST5を選出してくれました(*^_^*)
自分とはまったくといっていいほど違う選出ですが、未知の映画をこうやって紹介してもらうと、新境地を開拓してくれるきっかけになるのでとても興味深いです。もちろん自分と同じ趣味の選出も嬉しいけど(*^_^*)
しかし、管理人は邦画に関してはまったく専門外でして…資料もほとんどありません(^_^;)ろくなコメント出来ずに申し訳ない(汗)
◆=michiko様よりコメント ◆=管理人よりコメント

              〜洋画編〜

第1位
◆猿の惑星(原題:PLANET OF THE APES)
■監督/フランクリン・J・シャフナー ■脚本/マイケル・ウィルソン、ロッド・サーリング
■出演/チャールトン・ヘストン、キム・ハンター、ロディ・マクドウォール他

◆私が初めて「映画」に触れた作品かもしれない。制作されたときはまだ生まれてなかったんだけどね。シリーズで何本も出てるけど、一番最初のが絶対いい。子供心にも、あのオチは衝撃でした。「コーネリアス」「ザイラス」「テイラー」といった名前も、なんかものすごくカッコよく響いたんだよなぁ。
◆同じかも(笑)これは私が中学の頃の先生が授業中に映画の話をし出して、その時に「ラストが実に衝撃的なんだ!」と力説しながら熱く語ってた映画で、そう言われると凄く気になり、実際に観たら子供心にも本当に衝撃的なラストだった。以来私は映画に興味を持ち始めたんだと思う。細かいシーンは覚えてないが、ラストシーンの絵だけは今でも目に浮かぶ。この時の先生の名前も顔も思い出せないのに(爆)

第2位
◆クール・ランニング(原題:COOL RUNNING)
■監督/ジョン・タートルトーブ ■脚本/トミー・スゥードロー、マイケル・ゴールドバーグ
■出演/ダグ・E・ダグ、マリク・ヨバ、ラウル・D・ルイス他

◆ボブスレーに挑んだジャマイカンの物語。笑いと涙満載の感動作。冬季オリンピックでの実話をもとに作られていて、こんな愉快でごきげんな奴らがホントにいたんだと思うとちょっとうれしい。「ワンピース」で泣ける人なら確実に、心地よい涙をお約束できます。 
◆何!?「ワンピース」と聞いたら黙ってはいられない(笑)観たことない作品だけどそれならきっと私も感動するはず!(笑)スポーツ物はチームワークといった仲間同士の強い結び付きが作品をより盛り上げるんだよね。で。思わず自分も仲間になった気がしちゃって一緒に感動したり泣いたり…共感してしまう気持ちはよ〜〜くわかります(*^_^*)凄く観たくなったよ、この作品!

第3位

◆ショーシャンクの空に(原題:THE SHAWSHANK REDEMPTION)
■監督・脚本/フランク・ダラボン ■原作/スティーブン・キング
■出演/ティム・ロビンス、モーガン・フリーマン、ウィリアム・サドラー他

◆無実の罪で終身刑となったアンディの刑務所生活、そして自由への道。これを観たあと、「人間は結局、頭と体力だ!」と強く思った。主役はティム・ロビンスだけど、友人役のモーガン・フリーマンがこの映画をより味わい深いものにしてくれてます。 
◆これはもう言うことナシの名作!管理人のランキングでも間違いなく上位に入る作品。「刑務所のリタ・ヘイワース」の映画化。ホラー小説家としての方が名高いスティーブン・キングだが、彼の書く人間ドラマは実に見応えある物が多い。物静かで頭の良いアンディが刑務所の中で着々と自分の尊厳を確立させていく行程は実に心地よい。絶対に観て後悔はさせない作品です(*^_^*)

第4位
◆フォーリング・ダウン(原題:FALLING DOWN)
■監督/ジョエル・シュマッカー ■脚本/エブ・ロー・スミス
■出演/マイケル・ダグラス、ロバート・デュヴァル、バーバラ・ハーシー他

◆マイケル・ダグラス主演。なぜだかあんまり売れなかったみたいで、この映画の知名度はおそろしく低いんだけど、個人的には「オススメ」という意味では1位にしたいくらい。平凡で真面目なサラリーマンが、どんどんどんどんキレていく様を追ったもの。アメリカ映画じゃないとシャレにならないかも。日本のサラリーマンなんて、この主人公の予備軍いっぱいいると思うなぁ。彼がいちばん最後に手にした武器が泣かせる。 
◆これは観たことないかと思ってたんだけど、あらすじ読んでたら何となく覚えがあるようなないような…(笑)もしかしたら観てるかも?普通のオッサンがささいな事でブチ切れて狂気をエスカレートさせていく…最近の社会では確かによくある光景なのかも?でも、どちらかというと日本では若者の方がこれに該当する確率高かったりして…。なんせ「ガンつけた」ってくらいで切れるしょうもない輩がいるくらいだからね(苦)

第5位
◆髪結いの亭主(原題:LE MARI DE LA COIFFEUSE)
■監督・脚本/パトリス・ルコント ■音楽/マイケル・ナイマン
■出演/ジャン・ロシュフォール、アンナ・ガリエナ、トマ・ロシュフォール他

◆フランス映画の中で一番好きな作品。パトリス・ルコントの恋愛映画です。これを観たのは21歳の時で、そのときには「なんでだよーっ!?」と思ったエンディングが、年をとるごとに「そうかー、こういうことかー」としみじみ理解できるようになって、この映画のいろんなシーンを何度となく思い出した。今の私はこれをハッピーエンドとは言えないけど、そういう受け取り方もあるのかもしれないと思う。 
◆「床屋さん」という職業につく女性に憧れていた主人公は、将来理容師と結婚したいとずっと思っていた。そしてその夢を無事かなえる。二人の愛の日々は10年間何事もなく静かに幸せに過ぎていくのだが…というあらすじ。
管理人が苦手なフランス映画&恋愛映画ということで未見(笑)

              〜邦画編〜

第1位
◆シコふんじゃった
■監督・脚本/周防正行
■出演/本木雅弘、清水美砂、竹中直人、水島かおり他

◆大学相撲部の奮闘ぶりを描いたスポ根喜劇。でもコメディに終らなくて、日本社会の甘さ、ずるさ、弱さ、過酷さをちょっと考えさせられる。「日本映画もいいじゃん!」と思わせてくれる邦画最高傑作と言っていいでしょう。外国でもあちこちで上映されてるのが納得。寅さんよりもこっちを日本の代表作にしてほしいくらいだ。主演の本木雅弘もかなりナイスだけど、竹中直人がやってくれる。そして、あまりクローズアップはされてないみたいだけど、私は、太った女の子の一途な想いに大泣きした。(でも一般的には笑うとこだったらしい)
◆これ有名なんだよね〜。観たことないけどよくタイトルは目にしたよ。竹中直人は演技派だからね。この作品でもやっぱり良い味出してたんでしょうか?一般的には笑うところで大泣きしてるというとこがいかにもmichikoさんらしくて笑った(笑)

第2位
◆ハル
■監督・脚本/森田芳光
■出演/深津絵里、内野聖陽、戸田菜穂、宮沢和史他

◆森田芳光監督。メールがそんなに普及していない頃の作品で、いわゆる「パソ通」時代のネット恋愛を綴ったもの。まだ顔文字が新鮮だった。当時は「出会い系サイト」なんてなくて、会ったこともない人とのチャットやメールのやりとりに、純粋にどきどきしてる感じがよく出てる。「観る」というより「読む」ところがたくさんある映画ですが、その静かな感じもまたいいんだな〜。 
◆今では出会い系サイトというと犯罪に結びつくイメージに固定されつつあるので、そういったイメージが定着する前の貴重な恋愛映画の一つなのかも?恋愛に例えなくてもサイト経験者なら、見知らぬ人からのメールや書き込みを嬉しく思う気持ちは理解できるけどね(*^_^*)

第3位
◆FRIED DRAGON FISH
■監督/岩井俊二
■出演/浅野忠信、芳本美代子、酒井俊也、田口トモロヲ他

◆実は、岩井俊二監督の映画はオタク的にほぼ観ていて、その中で最高に好きなのがコレ。芳本美代子がこれ以上ないくらいハマっていたし、浅野忠信のつめたくしんとした感じが魅力的。全体的にちょっと少女漫画チックな感はあるものの、それが岩井作品だと言わればそんなものかも。ラストで芳本美代子が食べてるものが、めちゃくちゃおいしそう〜! 
◆全然知らないっす(^_^;)岩井俊二は「スワロウテイル」で知ってるけどね。観たことあるのはそれだけかなぁ。でも浅野忠信は好き(*^_^*)外国人でも日本人でも結構俳優好きなので邦画はあまり観なくても好きな俳優は多いのだ(笑)で、芳本美代子は何を食べていたんでしょう?(笑)

第4位
◆スーパーの女
■監督・脚本/伊丹十三
■出演/宮本信子、津川雅彦、金田竜之介、矢野宣他

◆身近な題材だったせいか、伊丹監督の女シリーズでは「マルサ」より「ミンボー」よりダントツ「スーパー」がよかった。私腹を肥やすことしか考えてない政治家より、こういう聡明で元気なおばちゃんが経済を支えてくれるはずなのになぁ。もっとおばちゃんを大事にするべきだ。伊丹監督が亡くなられてずいぶんたってから、食品業界でいろんな問題が勃発してるけど、監督は早々と警告してたんだなーと今になって思う。経営学でもよく資料として取り上げられている作品です。 
◆途中まで観た記憶はあるんだけど…(笑)「マルサの女」だっけ?それも途中まで観て挫折したような…(^_^;)「〜の女」と「女」にこだわった題材が多いのはなぜなんだろう?結構有名なシリーズだけどね。

第5位
◆大誘拐
■監督・脚本/岡本喜八
■出演/風間トオル、内田勝康、西川弘志、緒形拳

◆何がすばらしいっていうんじゃないんだけど、総合点ではハイグレード。チンピラ3人組が大金持ちの老女誘拐に成功したものの、このおばあちゃんがすごい。身代金が5000万円と聞いて「5000万円ですと?100億や!ビタ一文まからんで!」と凄むシーンがすっごく好き。老女はひそかに誘拐劇の主導権を握り、いつのまにか「ばあちゃんVS国家」みたいな展開になっていく。物語の終わりにおばあちゃんがぽつりとつぶやくセリフに、すべてが集結されている気がする。チョイ役の樹木希林もグー!
◆「誘拐犯」っていう洋画なら知ってるんだけどね…(^_^;)「普通じゃない」って映画もこんな感じで大金持ちのお嬢さんの方が誘拐の主導権を握って…って話だった。映画でもニュースでも「誘拐」が話題になる度に思うんだが、もし私が誘拐された場合、一体我が家はいくらまで出すことが可能なのだろうか(笑)



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